OSSの技術

1. ボイラーで作った蒸気を、スーパーヒート炉で 500 ℃ 以上の過熱蒸気にします。その過熱蒸気は特殊構造のジェットノズルで処理槽の中に噴射することで衝撃波を伴ったマッハ2 以上の超音速のジェット流となります。
2. 処理槽の中でその過熱蒸気のジェット流とオイルスラッジ等の含油物質が直接強制衝突させられます。
3. ジェット流のもつ運動エネルギーにより含油物質は解砕され、水分、固形分は過熱蒸気の持つ熱エネルギーにより瞬時に気化されて固形分と分離されます。
4. 気化した水分・油分は、冷却機能をもった油水分離槽に導かれ、そこで液化されます。液化された油分は油水分離槽の水面に浮上し、オーバーフロー回収されます。
5. 固形分はサイクロンで分離されて落下し、レシデューコンベアーで冷却しながら外部に排出されます。

 

 

1. サイクロンで回収された固形分は、含油率0.1%~0.2%という自然界に戻しても影響がないといわれるレベルまで低減されます。
2. 分離回収される油分は、重金属や硫黄分が少なく、さらに軽質化される傾向にあります。
3. この油分は、高温の過熱蒸気への接触時間が極めて短いため熱変性をほとんど起こしていません。
4. この熱エネルギーと運動エネルギーを併用した処理が、現在の常・減圧処理法を使用している石油精製と大きく違う点です。
5. 処理槽の内部には過熱蒸気のみが送り込まれ、気化した油分が液化されるまで酸素は全く存在しない状態で処理されるため、安全性の高い運転が保障されます。
6. 焼却処理や化学薬品処理、微生物処理ではないため環境への影響は殆ど有りません 。

 

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